私は46才で結婚することができました。
44才から本格的に婚活を始めて3年かかりました。
女性とデートをしたことはあっても、お付き合いしたことはなかったので、婚活で出会った女性と何をどう話していいのかわかりませんでした。
デートはどうすればいいのかもわかりません。
40代になって、こんなことを他の人に聞くのも恥ずかしくてできませんでした。
最初の頃の私は素直でありませんでした。
ありのままの自分を受け入れてくれる女性を探すと思っていたのですから。
44才で転職が多く、女性との接し方に慣れていない男に振り向いてくれる女性などいないということがわかっていなかったのです。
自分でも気づかないうちに、高望みしていたのです。
だから、婚活がうまくいくはずがありません。
しかし、婚活に少し手応えを感じ始めるきっかけがありました。
それはメガネを変えたことです。
歩く公務員と言われていた私はそのイメージを払拭したくて、今までとは全く違うメガネにしてみたのです。
そうしたら、同僚の女性から次々と「石倉さん、すごく雰囲気がよくなった」と言われるようになったのです。
婚活パーティに参加しても、好印象に〇をつけてくれる女性が増えました。
何となく婚活に手ごたえを感じるようになりました。
今までは普段着のありのままの自分でいようと意固地に思っていましたが、第一印象がよくなれば、お見合い、交際の可能性が高くなることがわかってきたので、服装にも気をつかうようになりました。
ありのままの自分でいようという自分中心の考えから、女性から見て私の印象をよくするにはどうしたらいいのかという視点をもつことができたのが、私の婚活の分岐点になりました。